伊東電機(株)は4月22日に第34回 中小企業優秀新技術・新製品賞(主催:(公財)りそな中小企業振興財団/日刊工業新聞社)の受賞式が執り行われたと発表した。

中小企業新技術新製品賞受賞式の記念撮影 
優秀賞

中小企業優秀新技術・新製品賞では、同社製品の「マルチアングルボールソーター MABS」が優秀賞を受賞した。同賞の受賞は、2009年受賞のモータドライバ内蔵MDR「PM486XE」に次いで2回目となる。

MABS分岐

●マルチアングルボールソーター
物流センター等で搬送物の仕分け作業を自動化する製品。コロナ禍による巣ごもり需要でネット通販の利用が増え、人手不足により自動化が求められるEC物流業界で注目を集めている。同製品は同社のコア技術MDR(DC24Vブラシレスモータ搭載のモーターローラー)を駆動源としており、エアーコンプレッサ不要で安全・クリーン・省エネ構造の製品となっている。

●第34回 中小企業優秀新技術・新製品賞
りそな中小企業振興財団と日刊工業新聞は、中小企業の技術を振興し、国内産業の発展に寄与することを目的とし、1988年に「中小企業優秀新技術・新製品賞」を設立。毎年、中小企業が開発した、革新的な「新技術・新製品」を表彰、支援している。表彰部門は、一般部門とソフトウェア部門に分かれており、今回の表彰は34回目となる。

●中小企業優秀新技術・新製品賞の詳細
https://biz.nikkan.co.jp/sanken/shingizyutu/34shingizyutu.html
※日刊工業新聞社の受賞作品ページに遷移する。