ラピュタロボティクス(株)は4月22日、(公財)りそな中小企業振興財団と日刊工業新聞社が主催する「第34回中小企業優秀新技術・新製品賞」で、主力製品「ラピュタPA-AMR」が優秀賞を受賞したと発表した。

中小企業優秀新技術・新製品賞の記念撮影

●代表取締役CEOのモーハナラージャ・ガジャン氏のコメント
この度は、栄誉ある「優秀賞」を賜り心よりお礼申し上げます。今回受賞した当社の製品「ラピュタPA-AMR」は、自社開発のロボティクスプラットフォーム「rapyuta.io」によって制御・管理されており、ロボットだけでなくソフトウェアシステムまで組み込まれた、オールインクルーシブ型のロボティクスソリューションです。

2019年に商用化以降、多くの物流事業者にてご愛顧いただき、倉庫オペレーションにおける生産性を約2倍に向上させ、累計販売台数は約200台となります。当社は、今後もラピュタPA-AMRを導入することで、倉庫作業スタッフの労働環境改善や生産性の向上、少子高齢化による働き手不足といった社会課題の解決に貢献してまいります。

●「第34回中小企業優秀新技術・新製品賞」
りそな中小企業振興財団と日刊工業新聞は、中小企業の技術を振興し、国内産業の発展に寄与することを目的とし、1988年に「中小企業優秀新技術・新製品賞」を設立。毎年、中小企業が開発した、革新的な「新技術・新製品」を表彰、支援している。表彰部門は一般部門とソフトウェア部門に分かれており、本表彰は34回目となる。