㈱椿本チエインは9月13日(火)~16日(金)の4日間、東京ビッグサイトで開催される国際総合物流展2022に出展する。

同展示会は、最新の物流システム機器や情報システム、サービス等ハードとソフトが集結し、国内外のロジスティクス関係者が一堂に会するアジア最大級の展示会であり、会期中は8万人の来場者を見込んでいる。

同社の展示ブースでは、23年4月より受注開始を予定している新製品「T-AstroX」ほか3点を展示する。

◆新製品「T-AstroX」
主にECの物流センターで商品の保管、ピッキング、搬送などを担う多機能型マテハンシステム。モジュール単位での拡張が可能なアイルとケースを搬送する台車、入出庫の作業を行うステーションで構成されており、商品がピッカーの手元に搬送されるGoods to Person式を採用している。主な特徴は下記の通り。

Point 1:多機能型マテハンシステム
・保管からピッキング・アソート機能の両立を実現
・ピッキング能力(実効):600cycle/時間xピッキングST数
・多彩なワーク対応可能
・ダブルリーチで保管効率が2倍 
・縦空間をラック設置スペースとして有効活用

Point 2:オーダー完結・順立て機能
・アイル横行機能搭載により全格納アイテムのピッキング可能
・順立て機能により後工程での行揃えが不要

Point 3:バックアップ体制
・自社設計、自社開発による安心のバックアップ体制
・国内修理体制を確立

Point 4:優れた拡張性
・業務拡大に伴い、モジュール単位での拡張可能

Point 5:Goods to Person式
・商品がピッカーの手元に搬送される”定点ピッキング”
・センター課題の歩行距離を極限まで削減

ブースでは、実機の挙動とコンセプトムービーを交えたデモを1日複数回、毎日実施する。宇宙をコンセプトにデザインされた製品、ブース装飾は必見。

メイン展示は新製品の「T-AstroX」

◆他にも多彩なマテハンシステムを展示
省スペースで効率のよい保管を実現する垂直自動棚「パワーコラム」やモノレール式無人搬送システム「オートランバンガード MarkⅡ」、AIを用いた画像認識装置「AIてむ鑑定士」を展示する予定。また、パワーコラムとオートランバンガードを連携させ、工場内物流の改善デモを1日複数回、毎日実施する予定としている。