総合物流機器レンタルの日建リース工業㈱(本社:東京都千代田区)は、来たる9月10日(火)~13日(金)の4日間、東京ビッグサイトで開催される『国際物流総合展2024』に出展する。
主な展示は、4方向シャトルを含めた次世代の倉庫効率 『NWE(エヌウィー)』、フォーク型ロボット、荷台の脱着で中継輸送を実現する「セパレートボデー」の3つ。
◆次世代の倉庫効率 『NWE(エヌウィー)』(Next-Gen Warehouse Efficiency)
国内ではまだ事例の少ない4方向シャトルを用いたラックシステムは様々なソフトウェアと統合しての運用が可能で、物流無人化時代へのソリューションたり得、一般的な自動倉庫と比べた場合、およそ2/3のコストで同等の機能を提供。
また、冷凍倉庫内使用において-25℃での稼働に加え、同環境内での充電を可能にし、結露の影響を受けない点も大きな特徴。パレット用のシャトルだけでなく、ケースに対応したシャトルもあるので、下部3段はパレット用のシャトルラック、上2段はケース用シャトルラックのように、1つの空間に同居させることも可能。
フレキシビリティーに富んでいるので、既設の倉庫にも設置し易く、空間を有効に活用するのに適している。そして、デジタルツインを用いた管理システムで遠隔地にある集中管理センターで複数拠点の管理を一括で行うこともできる。
◆フォークリフト型ロボット
フォークリフト型ロボットは、車輪を90度回転させることにより、横への平行移動が可能なため、無人でのトラックへの積降を実現。
フォークロボットは、同社が提供するEIS(Equipment Integration System:イクイップメントインテグレーション システム)でAPI連携させ、WMS、WES、WCS等のシステムと『NWE』及びその他の複数設備の業務を統一し、アルゴリズムの最適化、設備協働能力の最大化、スケジューリングを行い、保有リソースの最大効率化を図る。
◆セパレートボデー
セパレートボデーは、ドライバーの拘束時間の厳格化に対する1つのソリューションとなる。
・トラックの荷台を着脱することで、積降時間や待機時間を削減。
・既存車両も改造する事でセパレートボデー化できる。
・レンタル利用をする事で、複数社にまたがる中継輸送の実現にも貢献。