オークラ輸送機㈱は10月1日、安定したトルク(回転力)をもつDCブラシレスモータローラを駆動源に、丸ベルトでフリーローラを連動させる「丸ベルト連動DC モータローラコンベヤ」の販売を開始した。
従来のACモータローラを駆動源としたタイプでは、周波数と電圧が連動しているため、運転条件によってはトルクが変動する。特に低速運転時にはトルクが落ちるが、DCブラシレスモータは、加減速に対して安定したトルクを維持するのが特長。ストレートタイプの「VEMN」とカーブタイプの「VECN(R900)」「VEEN(R500)」の2タイプ3機種をラインナップしている。

●VEMN詳細ページ
https://www.okurayusoki.co.jp/product/conveyor/case/unicon5/vemn.html
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●VECN/VEEN詳細ページ
https://www.okurayusoki.co.jp/product/conveyor/case/unicon5/vecn_veen.html
同製品は1本のDCブラシレスモータローラで、複数本のフリーローラを丸ベルトで連動させる。これを1ゾーンとし、1台のコンベヤに複数ゾーン設け、駆動させる仕組み。モータローラ1本ごとにつく制御基板はフレーム側面に装着、つまり1ゾーンに1個の制御基板が取り付けられている。
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ローラは取り外しが容易なフレーム上部からの落とし込み方式を採用。このため、丸ベルトの交換がローラ単位で簡単に行える。


