キヤノンマーケティングジャパングループのキヤノンITソリューションズ㈱(キヤノンITS)は1月31日より、プロダクトライフサイクルマネジメント(PLM)ソリューション「mcframe PLM」と3DCAD「SOLIDWORKS」間をシームレスに連携する「PLM-CAD連携インターフェース」の提供を開始した。

キヤノンITSは、製造業のDX推進を加速させるためのエンジニアリングチェーン強化やサプライチェーンとの連携を実現する、ビジネスエンジニアリング社のPLMシステム「mcframe PLM」を提供している。「mcframe PLM」の利用において不可欠となる3DCADとのデータ受け渡しにおいては、手作業によるデータ変換や入力が必須であり、作業負荷の低減やヒューマンエラーを防止する機能が求められている。
今回、市場からの要望を踏まえてキヤノンITSが中核製品として取り扱うダッソー・システムズ社の3DCADソフトウェア「SOLIDWORKS」を対象として「mcframe PLM」と連携させる「PLM-CAD連携インターフェース」を販売する。
●特長
◎品番自動採番
「mcframe PLM」と「SOLIDWORKS」を連携し、「SOLIDWORKS」上で専用コマンドを実行することで「mcframe PLM」で自動採番した品番を「SOLIDWORKS」の3Dデータに設定する。
◎3D情報登録支援
「mcframe PLM」と製品情報管理システム「SOLIDWORKS PDM」を連携し、「SOLIDWORKS PDM」でワークフロー承認された3DデータをXVLに変換し、「mcframe PLM」に登録する。
◎文書一括自動登録
「SOLIDWORKS PDM」でワークフロー承認されているドキュメントを「mcframe PLM」に一括登録することが可能。
●提供価格・発売予定日
製品名:PLM-CAD連携インターフェース
希望小売価格(税別):個別見積り
※同インターフェースの導入にはキヤノンITSによる技術支援が必要となる。支援内容に応じて価格は変動するため要問い合わせ。
提供開始日:2025年1月31日
●展望
キヤノンITSは「PLM-CAD連携インターフェース」により、「SOLIDWORKS」を利用する顧客に「mcframe PLM」とのシームレスな連携を提供することで、エンジニアリングチェーンの強化を支援し、サプライチェーンとの情報連携においても品質を向上する。