㈱リンクスは11月20日、2024年12月に同社が取り扱っている中国HuaRay Technology社製のAMR「iRAYPLE」の製品ラインナップを拡充すると発表した。
潜り込み式のAMRは、60kg可搬、1,500kg可搬が新しくラインナップに加わり、フォークリフト型のラインナップも新しくリリースされる。従来よりも選択肢が広がり、搬送物やスペースに最適な製品を選択できるようになるとしている。
また、充電器も日本でよく使用されている100Vに対応した製品がリリースされる。従来の200V単相タイプと充電性能は全く同等のため、導入先の電圧によって選択可能としている。
●ボックス搬送型 60kg可搬AMR
60kg可搬AMRは、棚等の重量物ではなくボックス搬送タイプとしてリリースされる。リフトアップ量が420mmと大きく、架台に置かれたボックスや作業者が直接ボックスを載せることも可能。リフトアップ量が大きく手が挟まれないかといった懸念事項に対応するため、蛇腹もオプションとして提供する。
●重量搬送モデル 1,500kg可搬AMR
1500kgAMRは重量物の搬送をより安定させるため、AMRの高さも265mmに下げたものとしてリリースされる。そのほか、使用感は従来の600kg/1,000kgと遜色なく、より重量物を搬送させるための1,500kg可搬AMRとして利用可能。
●1,500kg可搬ハンドリフトタイプ
ユーロパレットの「床から床へ」の搬送を実現する機種として、ハンドリフトタイプがリリースされる。ラックへの収納ではなく、単に床から床へパレットを搬送する場合、AGFだとtoo muchなケースも多くある。そのようなケースに最適な機種がハンドリフトモデル。
●1,500kg可搬カウンター式AGF
日本でよく使用されている田の字パレットの搬送を実現する、カウンター式AGFをリリース。フォークリフトの爪部分の最大揚高時高さ3,000mmとなり、高さのあるラックへの収納も可能としている。