ラピュタロボティクス㈱は11月7日、㈱Rise UP(ライズアップ)の千葉物流拠点で自在型自動倉庫「ラピュタASRS」の採用が決定したと発表した。
主にコンタクトレンズの通販や卸を手がけるRise UPの物流センターでは、常に4万SKU(Stock Keeping Unit)もの品目とロットを保持している。Rise UPの物流拠点では、生産性と効率性の向上を目的に既に15台のラピュタPA-AMR導入を行っていた。既存のカートピッキングも稼働させながら、ラピュタPA-AMRと人の協働作業で高いサービスを維持してきた。
今回、さらなる物流改革に着手するため、倉庫内作業の業務標準化と極めて高い生産性を一挙に実現することで、より安定的な事業継続を実現するため、ラピュタロボティクスの自在型自動倉庫「ラピュタASRS」の採用を決定。選定においては、これまでの「ラピュタPA-AMR」による高生産性、作業効率化への確かな実績、顧客の課題に寄り添い解決するカスタマーサクセスのサービスが信頼され、自在型自動倉庫「ラピュタASRS」において高い期待を寄せられている。
●自在型自動倉庫「ラピュタASRS」
https://www.rapyuta-robotics.com/ja/solutions-asrs/
●Rise UPにおける「ラピュタASRS」採用のポイント
①高い生産性の実現
1時間あたり最大2,000行(オーダー)※の処理をラピュタASRSで行い、大幅な生産性向上を実現する。
※1時間あたり400ビン(箱やコンテナ)の処理を行うピッキングステーションを5つラピュタASRSに実装することで実現できるスペックとなる。
②初のラピュタPA-AMRとラピュタASRSの同時運用
すでに導入済みのラピュタPA-AMRと今回採用予定のラピュタASRSの組み合わせ活用により、より高い作業効率を目指す。
●㈱Rise UP ロジスティクス本部 部長 執行役員の西原良和氏のコメント
ラピュタロボティクスの製品はピッキングアシストロボットのPA-AMRから導入・活用を行っており、当社が目指す『柔軟性、持続性があるロジスティクス構築』を一歩前に進めることができたという実績が既にありました。当社としても次のステップとして目指すべき状態により近づくために、自動倉庫の採用検討は自然な流れであったと言えます。
ラピュタASRSの採用は、現場の空間をフルに活用する保管効率は当然ながら、当社が求める非常に高い処理能力に対応できると確信があったためです。また、自在型自動倉庫という打ち出しの通り、導入時だけでなく導入後にも形状を変更が可能、また移設にまで対応できるという柔軟性は中長期的な事業成長への対応もでき、当社が目指す『柔軟性、持続性があるロジスティクス構築』にもマッチするものと考えています。
●企業概要
㈱Rise UP
所在地:〒550-0021 大阪市西区川口2丁目2番17号川口住倉ビルディング
代表者:代表取締役社長 田中 慎也
事業内容:EC事業・卸事業
URL:https://r-up.jp/