国土交通省は11月8日、前日の11月7日に同省、警察、高速道路㈱等が首都圏に流入・通過する重量超過等違反車両を一斉に取り締まる合同取締を1都8県21か所で実施し、計測車両68台のうち、道路法違反車両27台等に対して指導警告等を実施したと発表した。

重量超過等の悪質な違反は深刻な事故の原因となるほか、道路を劣化させる原因となるため、引き続き違反車両の抑止を図り、大型車両の通行適正化を推進していくとしている。

●概要
実施日:令和6年11月7日(木)9:30~
場所:首都圏21か所(詳細は以下URL要確認)
○取締結果
 (道路法違反)
  引込台数:68台、うち違反台数27台
  指導内容:指導警告19台、措置命令8台
  ※指導警告:違反の程度が軽微であり、措置を講ずるまでの必要がないと認められる場合に行う注意喚起
  ※措置命令:積載物の軽減措置や違反車両に高速道路外への退出措置等を命ずるもの

○措置命令を行った違反の具体例
  車両総重量42.9t(制限値30tを12.9t超過)の車両に対して道路管理者から違反者に措置命令書を発出し、減載場所まで移動し、当該車両の諸元を車両制限令に規定する制限値以下にすることを命令
 (道路運送車両法違反)
  整備命令:引込台数45台のうち1台(トラクタ・トレーラ別計上)

●「首都圏大規模同時合同取締」詳細
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001842012.pdf