㈱山善は9月30日より、2024年2月にローンチした、ものづくり企業向け複合型SaaSプラットフォーム「ゲンバト」(https://genbato.jp/)の新サービス「QC文書管理」(https://genbato.jp/service/qc.html)の提供を開始した。

「ゲンバトQC文書管理」は、作業手順書の作成をサポートし、品質関連書類をクラウドで一元管理することで、中小製造業(ものづくり企業)の文書管理の品質を向上させるサービス。作業手順書を簡単に作成できるほか、品質関連書類を登録することで一元管理ができ、文書管理レベルを向上させることで各種監査対応や取引先対応に役立つとしている。

●主な特長
①作業手順書を簡単に作成
写真や動画をアップロードし、テキストを入力するだけで「作業手順書」が完成する。よく使う工程を簡単に複製できる「お気に入り登録」や、「工程の順番入れ替え」等の入力サポート機能が充実。作成した「作業手順書」はPCやタブレットを使って現場から確認や編集が可能。

近い将来には「QC工程フロー」および「QC工程表」も作成可能とする予定。その他の品質関連書類は、ExcelやWordのフォーマットを同社から提供することで、一から作成する手間を省くほか、今後もユーザーの要望を聞きながら順次「ゲンバトQC文書管理」で作成できる書類の幅を広げていく方針としている。

②製造業に特化した品質関連書類を一元管理
「ゲンバトQC文書管理」で作成した「作業手順書」はもちろん、Excelや紙ベースのあらゆる品質関連書類を登録し、一元管理できる。キーワードや書類有効日で書類検索が可能なほか、「改訂履歴管理」や「承認」等の便利機能を備えている。さらに同プラットフォームのオリジナルサービス「ゲンバト図面管理」や「ゲンバト不良記録」と併せて使用することで品質関連書類が図面や不良記録とリンクし、必要な情報を一気に確認することができるとしている。