ラピュタロボティクス㈱は9月4日、ホンダロジコム㈱の高蔵寺物流センターに、協働型ピッキングアシストロボット「ラピュタPA-AMR(Autonomous Mobile Robot)」を納入し、稼働を開始したと発表した。

高蔵寺物流センターで稼働中のピッキングアシストロボット「ラピュタPA-AMR」

ホンダロジコムでは、社会インフラとして重要な役割である物流を持続可能とするほか、労働人口の減少による人員不足等への対策として、自動化ソリューションを活用した省人化・省力化対策を模索していた。サステナブル経営、将来の人手不足を見据えたオペレーションの確立を目指す中、ラピュタロボティクスが提供するラピュタPA-AMRは、少ない作業スタッフとの協働作業においても生産性を向上させる。また、作業スタッフの負担軽減にも役立ち、社員の労働環境改善の一環としても貢献可能な点、現状の物流倉庫に導入しやすい汎用性と柔軟性が高い点を評価した。

●ホンダロジコムにおける「ラピュタPA-AMR」の導入のポイント
①ロボットを活用した物流DXで生産性向上
これまで多くのスタッフで台車を使ったピッキング作業を行っていた物流現場において、ロボットを取り入れ作業を効率化することで、ピッキング作業の生産性を向上し、物流倉庫全体における安定したサービスの提供に寄与。

②作業スタッフの労働環境改善にも貢献、今後の人員対策にも早期に対応
作業スタッフの負担軽減(歩行時間と距離の削減)を実現し、働きやすい現場を創出。近年、物流現場における人材採用が難しくなっており、将来を見据えた人員対策にも寄与。