㈱寺岡精工は5月20日より、産業用ラベルプリンタ「GP-6100」シリーズを販売開始した。

同シリーズは、大型カラー液晶タッチパネルを搭載したスタンドアロンタイプ「GP-6100α」と、PC接続で幅広いラベル発行業務に対応するPC接続タイプ「GP-6100S」の2機種をラインアップ。従来機種よりキーデザインやUIを一新し、製造工場や物流センターにおける、食品ラベル・工業用ラベル・物流ラベル等様々なラベル発行業務をサポートする。

GP-6100α
GP-6100S

同社は1993年に熱転写式ラベルプリンタ「GP-1000」の発売以来31年間、製造・物流業の業務効率化・人手不足に対応する産業用プリンタ「GP」シリーズを開発してきた。今回の「GP-6100」シリーズは製造・物流・小売・食品加工など業種を問わず活用されている「GP-6000」シリーズの後継機として、キーデザインとUIを一新し、操作性をアップ。大量発行向け巻き取り装置は巻き取り精度を向上した新規オプションとしてラインアップし、ラベル発行業務の生産性向上に貢献する。

●「GP-6100」シリーズのポイント
PC接続が不要でラベルの即時発行ができる"現場発行"向けのスタンドアロンタイプ「GP-6100α」と、PCやネットワークとの接続を通じてより高度なラベルデザインやアプリケーション連携ができる"事前発行"向けPC接続タイプ「GP-6100S」をラインアップ。いずれも印字幅128mmまでのワイドラベルに対応し、物流センターの入出荷・検品作業で使用するラベル発行や、商品ラベル、送り状ラベル、工業ラベル、食品ラベル等様々な用途で使用可能。さらにGP-6100はIoTを用いた保守サポート「IoTメンテナンス」に対応し、障害発生時にはオペレーターが障害内容を確認、遠隔で機器のメンテナンスを行う。また、システムのオートアップデートにも対応し、業務のロスやダウンタイムの大幅な削減によって、現場を止めず、ビジネスの加速に貢献する。

●GP-6100α(スタンドアロンタイプ)
PC接続が不要なスタンドアロンタイプのラベルプリンタ。ラベルを現場で即時に作成・発行できるため、事務所と現場の行き来を減らし、無駄な作業時間を削減する。見やすく操作しやすい大型12.1インチXGAカラー液晶タッチパネルを搭載し、誰でも簡単にラベルが作成・発行できる。日付・バーコード・連番等、ラベル印字に便利なアイテムを豊富に搭載し、自由なラベルデザインが可能としてる。あらかじめ印字項目に対してロットナンバー・内容量・日付等の必要条件を設定しておけば、入力内容の誤りを画面・音声メッセージで知らせる、ラベル発行ミス防止機能を搭載。食品工場等の製造工程において、重大な企業リスクとなり得るラベルの貼り間違えや誤表示を未然に防止する。

ラベル発行画面イメージ

●GP-6100S(PC接続タイプ)
既存PCに接続し、汎用的な使用が可能なラベルプリンタ。寺岡精工の専用ラベル発行ソフト「ラベル博士」と接続することでラベル作成から発行までをフルサポートする。他にも、表計算ソフトや文書作成ソフト等、市販のソフトとのデータ連携やネットワークプリンタとしての使用も可能。印字密度は300dpiに加えて、高印字密度の600dpi版もラインアップし、回路図など緻密で繊細なラベル印字を実現する。

●製品情報
製品名:ラベルプリンタ「GP-6100」シリーズ
販売地域:全国
発売日:2024年5月20日
外形寸法:GP-6100α:371.4mm(W)x499.9mm(D)x373.9mm(H)
     GP-6100S:296.8mm(W)x480.7mm(D)x337.7mm(H)
製品URL:GP-6100α:https://www.teraokaseiko.com/jp/l/logistics/products/label/gp-6100a/
     GP-6100S:https://www.teraokaseiko.com/jp/l/logistics/products/label/gp-6100s/