日本ロジテム㈱と㈱ハクオウロボティクスは5月20日、3月25日~29日の期間に自動フォークリフト(AGF)「AutoFork」の実証実験を日本ロジテムの稲沢営業所で実施したことを明らかにした。
今回の実証実験では「AutoFork」が複数種類のパレットを一括で自動認識後、ストレッチフィルム包装機へ搬送し、さらに倉庫内の110m先の仮置き場へ自動搬送が可能な点を実証した。
●実証実験時の動画① パレット認識、ストレッチフィルム包装機へ搬送
https://youtu.be/LD6Vb-VAlw8
●実証実験時の動画② パレット認識、110m搬送
https://youtu.be/pdrLTv1V8d8
ハクオウロボティクスによると、自動フォークリフト「AutoFork」製品版は2024年秋発表予定としている。
●実証実験の成果
日本ロジテム 稲沢営業所での実証実験は以下の動作を実現した。
・トラックバースに置かれたパレットを自動で認識
・ストレッチフィルム包装機へ搬送
・フィルムの巻かれたパレットを仮置き場へ搬送
・仮置き場から110m離れた倉庫内保管エリアへ搬送
今回の実験で、荷受け作業後の倉庫内への搬送を「AutoFork」により自動化できることが実証されたとしている。