三甲㈱は2月26日、2022年11月より森永乳業グループと連携し、物流資材における森永乳業グループとプラスチック資源の循環利用を進めていることを明らかにした。

使用不可となったプラスチック製物流資材(クレートおよびパレット)を三甲が回収、破砕し、リサイクル原料へ加工する。リサイクル原料を30%配合したクレートおよびパレットを製造し、再び森永乳業グループへ納品し、使用してもらうう、完全循環リサイクルの取り組みを進めていると説明した。

その取り組みの対象となる物流資材は、紙パック商品運搬用クレートと常温商品向けパレット。これにより、物流資材のバージンプラスチック使用量を年間約50トン削減するとしている。

三甲はプラスチックという素材を最大限に生かしたモノづくりを進めており、リターナブル使用の推進やリサイクル活動を通じ、循環型社会の構築を進めているとしている。