ラピュタロボティクス㈱は年12月22日、2023年8月に発売を開始した、自動倉庫「ラピュタASRS」を日本出版販売㈱が2024年秋、埼玉県新座市に新設する新拠点に納入予定であることを明らかにした。
日販は、持続可能な出版流通の実現に向けて、日販グループ全体での「物流再編プログラム」に着手し、物流現場における課題解決に向けて早期に取り組みを開始してきた。その取り組みの中で、ロボティクスの活用等により高度化された新拠点を2024年9月に開設する予定。
日販が物流マテハン機器を検討する中、「ラピュタASRS」の複数台のロボット群制御による生産性を実現した点や、構造にシンプルな部材を使用し、ブロック工法によって導入後も需要に合わせた倉庫の拡張やロボットの追加が行え、あらゆる倉庫の形・大きさに柔軟に対応可能な点が評価された。また、日販とラピュタロボティクスが互いに物流(倉庫)現場における課題解決に向けて、共に取り組んでいく「共創」を目指していく点で両社のコンセプトがマッチした点も高く評価されたとしている。