Sansan㈱は12月11日、海上混載輸送を手がけるセイノーロジックス㈱における営業DXサービス「Sansan」および契約データベース「Contract One」の活用事例とその成果を発表した。

同社では、属人的かつアナログな顧客情報の管理から脱却し効率的な営業活動につなげるため、2021年1月に営業DXサービス「Sansan」を導入した。さらに、運賃や輸送ルートの確認で契約書を参照する機会が多くあることから、紙や電子で締結される契約書を全社で一元管理するため、2022年3月に契約データベース「Contract One」を導入した。Contract Oneを活用して契約情報を精査することで、中南米向けの輸送ルートを見直し輸送原価を17%削減したほか、契約期限アラート機能を活用して新たな商談機会を創出している。さらに、SansanとContract Oneの連携機能(※1)を活用し顧客情報と契約情報をひも付けることで、営業の業務効率化を実現した。コスト削減と効果的な営業活動により、収益を拡大した。

セイノーロジックスは、海上混載輸送のパイオニアとして事業を展開しており、昨今では顧客ニーズの多様化に対応するため「海運業界DXのパイオニア」となるべく様々な取り組みを進めている。2021年1月には、属人的かつアナログな顧客情報の管理から脱却し効率的な営業活動につなげるため、営業DXサービス「Sansan」を導入した。物流業界の営業活動においては運賃や輸送ルートの確認で契約書を参照する機会も多いことから、紙や電子で締結される契約書を全社で一元管理し、契約情報と顧客情報をひも付け効率的に活用すべく、2022年3月に契約データベース「Contract One」を導入しSansanとの連携機能を活用している。

●導入後の運用と成果
セイノーロジックスでは、Sansanに約10万件の人物情報を、Contract Oneに1300件の契約情報を蓄積し、構築したデータベースを全社で共有・管理している。Contract Oneによって既存の取引を棚卸しし、輸送ルートや条件の見直しを行っているほか、Sansanとの連携機能を活用し営業活動の効率化を実現している。それによりコスト削減と売上増加に繋がり、収益を拡大した。具体的な成果は以下の通り。

・契約情報の活用による輸送原価低減
物流事業において海外代理店との契約書は自動更新の規約が含まれることが多く、国際情勢や自然災害による原価高騰など環境変化に柔軟に対応しづらいことが課題となっている。セイノーロジックスでは、Contract Oneの活用によって契約書をデータ化し情報を棚卸するほか、キーワード検索やAI要約機能を活用し見直しが必要な契約を容易に特定できるようになった。その結果、中南米向けの輸送ルートを見直し17%の原価削減を実現した。

・契約期限アラートを活用した商談機会の創出
同社ではこれまで、自動更新規約が含まれた契約書を本社の管理部門をはじめ、各営業担当者や部署毎に管理しており一元化できていなかった。そのため、商談にあたる営業部門では事前に契約の更新時期を正確に把握することが難しく、営業活動に契約情報を活かせていなかた。Contract Oneは契約の更新期限が近づくと自動で担当者に通知するため、同社では、最も交渉しやすい契約更新のタイミングを事前に把握できるようになり、新たな商談機会の創出に活用している。

・顧客情報と契約情報のひも付けによる営業の効率化
同社ではこれまで、営業担当者が個別に顧客情報を管理していたほか、各顧客と締結した契約書の管理も一元化できていなかったため、商談の準備を行う際には各担当者から顧客情報を収集するほか、既存取引の内容を把握するために契約書の保管場所を別途確認する必要があり、時間がかかっていた。Contract OneとSansanの連携機能を活用することで、顧客情報と契約情報をSansan上で同時に確認できるようになり、営業の業務効率化を実現した。