Gaussy㈱は7月6日、ブックオフコーポレーション㈱にシェアリング倉庫サービス「WareX(ウェアエックス)」が採用されたと発表した。

●導入の背景
全国で約800店舗を展開するブックオフでは、商品の輸送や外部保管のニーズが日常的に発生する。WareXの導入により、ブックオフ店舗における急な物流ニーズを解決する選択肢が増え、同社物流業務の効率化に寄与する。

ブックオフは、書籍やソフトメディアをはじめ、アパレル、貴金属・時計・ブランドバッグ、トレカ・ホビー、家電・携帯電話、スポーツ・アウトドア用品まで幅広い商材を取り扱っており、店舗には商品在庫を保管するためのバックヤードがあるものの、スペースには限りもある。季節商品のアパレル等は仕入から販売するまでに長期間保管が必要な場合もあり、それらがスペースを圧迫すると外部の倉庫を借りることになるほか、店舗の移転や改装時にも商品の一時保管先として外部の倉庫を利用するケースがあるとしている。

●シェアリング倉庫サービス「WareX」
https://warex.ai/

●WareXを採用した理由
今回ブックオフでは、福岡・天神の旗艦店が入居する大型商業施設の改装でバックヤードのスペースが縮小、倉庫を探す必要があったとしている。短期間に条件に合った倉庫を探して商品の一部を移送する必要があったため、全国1,300以上の倉庫拠点が登録されているWareXに相談した。店舗から近いこと、商品が冬物衣料のため定温倉庫(温度や湿度を一定に保つことができる倉庫)であること、さらに輸配送まで一気通貫で対応できること、という3つの条件をすべてクリアできる倉庫が見つかったため、WareXを採用。2週間後には無事に商品の入庫が開始したとしている。

●ブックオフ導入事例インタビュー
https://warex.ai/case-study/bookoff/