ヤマト運輸㈱は2月8日より、ネットショップを開業する事業者向けに提供しているショッピングカート機能付きECサイト構築サービス「らくうるカート」と、㈱スマレジが提供するクラウドPOSレジ「スマレジ」の連携を開始した。
「らくうるカート」の受注情報と「スマレジ」の在庫情報がリアルタイムに連携され、事業者の実店舗とEC在庫の一元管理を実現し、在庫管理業務の効率化と販売機会損失の軽減に貢献する。
「らくうるカート」は、330円/月からネットショップの「作成」「運用」「購入」を「らく」に利用できるECショッピングカートサービス。2018年1月から、主に初めてネットショップを開業する事業者に向けて提供を行い、現在は農産品を中心とした食品や、学校教材の販売、社内販売など多岐にわたる事業者に利用されている。
「スマレジ」は、iPadやiPhoneを用いた低価格かつ高機能なクラウドPOSレジ。店舗の大小を問わず小売やアパレル、飲食店など多くの業態で活用されている。
近年、実店舗とEC双方で販売を行う事業者にとって、在庫管理の効率化は大きな課題となっており、双方の在庫管理により在庫管理業務の負担が大きく、在庫数以上の商品の過剰販売や、在庫の売り逃しなど販売機会の損失が発生している。
「らくうるカート」が「スマレジ」と連携することにより、実店舗とEC在庫情報の一元管理が可能となる。事業者は在庫管理業務の効率化により生まれた時間で、購入者の利便性向上に注力できるようになる。「らくうるカート」利用中の顧客は、同機能を無料（※）で利用することができる。
※「スマレジ」の「スタンダードプラン」（月額0円）を申し込み後、「らくうるカート」、「スマレジ」それぞれの管理画面で設定が必要となる。「スマレジ」利用中の顧客は「らくうるカート」の申し込みが必要となる。
●詳細
https://business.kuronekoyamato.co.jp/raku-uru/
●「らくうるカート」・「スマレジ」連携の概要
「スマレジ」の在庫情報がリアルタイムで「らくうるカート」に自動反映され、「らくうるカート」の受注情報はリアルタイムで「スマレジ」に自動反映される。
●連携開始日
2023年2月8日(水)
