プラスオートメーション㈱(+A)は11月18日、これまでの方面別仕分けの導入実績と知見をもとに、ケースソーティングに特化したパッケージプラン 「t-Sortライトforハコモノ」を発売すると発表した。

今年9月に発売した「t-Sortライトforアパレル」に続く、用途別パッケージプランの第2弾となる。

箱物仕分けの特性を踏まえ、ロボットはクロスベルトタイプの「t-Sort cb15」「t-Sort cb30」の2機種を用意、さらに必須機材のフリーローラーコンベヤを月額料金内で標準装備し、一括提供する。

これにより、運送、食品等の卸、EC 事業者の方面別仕分けをはじめ、様々な物流現場において次世代型ロボットソータ「t-Sort」が活用しやすくなり、業界全体の自動化推進に貢献する。

先行導入事例:SBSリコーロジスティクス㈱物流センター関東(荷主:㈱MonotaRO)

●導入事例動画
https://youtu.be/4uNKkHxC0x0

SBS リコーロジスティクス(以下「SBS」)の物流センター関東では、ハコモノ・方面別仕分けの高効率なオペレーションを導入済み。同センターではEC貨物を時間当たり1,800個/時を超える処理能力で方面別に仕分け、高性能スキャナ※により仕分けコードと伝票番号を同時に読み取り、貨物の通過情報を+Hubで管理する仕組みも実装している。

+Aは t-Sort RaaSの有効活用により、SBSホールディングスのシェアリングソーティングセンター高度化へ、共に取り組んでいるとしている。

※伝票番号同時読み取り機能はt-Sortライトforハコモノでは、オプション対応となる。

●t-Sortライトforハコモノについて
箱物仕分けに特化させ、サービス内容をミニマム化したパッケージプラン。RaaS の特徴である初期費用ゼロ円で導入可能で、導入後の効果検証から改善、保守点検、さらなる活用支援へのサポートを付帯している。

・ロボット台数(12 台/18 台の2パターン)に応じて1,000~1,600pcs/時で、~30間口の仕分けが可能。
・トレーニングを含み導入期間はわずか5日、現場オペレーションを止めることなくスタート。
・現場環境の変化に合わせて活用できるよう、最低契約期間を6か月に設定。
・ロボット1台あたり月額4.6万円~という低価格を実現。
・箱もの仕分けに必須のフリーローラーコンベヤを、10間口まで月額料金内で標準提供(11間口以上はオプション)。
・スキャナはウェアラブルリングスキャナを採用(オプションで伝票コード一括読みも可能なスキャナに変更可能)。

●「t-Sort ライト for ハコモノ」詳細
https://plus-automation.com/tsort-light-hakomono/index.html

t-Sort cb15(最大積載重量15kg)
t-Sort cb30(最大積載重量30kg)