村田機械㈱は11月10日、任意団体「work with Pride」が策定するLGBTQへの取り組み評価指標「PRIDE指標2022」で、昨年の「ブロンズ」に続き、今年は「シルバー」に認定された。

work with Prideは、企業等における性的マイノリティに関するダイバーシティ・マネジメントの促進と定着を支援する任意団体。

PRIDE指標2022では、行動宣言、当事者コミュニティ、啓発活動、人事制度・プログラム、社会貢献・渉外活動の5つの指標ごとに評価項目を定めている。

今年度は主に以下の点が評価され「シルバー」認定に繋がったとしている。

●短編映画「カランコエの花」上映会&ワークショップの開催
LGBTQを考えるきっかけ作りとして、D&Iの理解促進を目的とした社内イベント「Muratec D&I WEEK」内でLGBTQを題材にした映画を視聴し、参加者同士で意見交換を行った。

●同性パートナーを持つ社員への各種制度の適用(2022年12月導入予定)
「結婚」による「配偶者」を対象とする社内制度に関し、同性パートナーも配偶者と同等とみなし、制度適用の対象とする規程および社内システムを整備中。
※一部、法律等が関係する制度については適用対象外となる。

村田機械グループでは、SOGI(性的指向や性自認)にかかわらず、誰もが自分らしくいきいきと働ける職場を目指している。まずはLGBTQ/SOGIに関する正しい知識を発信し、性とは曖昧で多様なグラデーションであることの理解促進を図っていき、今後福利厚生等、制度や仕組みの改善にも積極的に取り組んでいくとしている。