プラスオートメーション(株)(+A)は3月31日、アパレル商品の検品・補修・仕上げサービスを展開する(株)ファッションクロスフルシマの羽生工場へRaaS(Robotics as a Service)を提供を開始した。

フルシマでは従来、顧客から届く膨大な返品商品を人手で商品種別ごとに仕分けた後、検品・補修・仕上げ作業を行っていた。このうち仕分け業務にRaaSを活用することで、作業スピードを大きく改善させ、経験とノウハウが必要とされる本業の検品・補修・仕上げ業務により集中することが可能となり、返品商品の受入能力の拡大が期待される。

加えて、返品受入という季節波動の大きい業務に対し、一時的な台数増大やレイアウト変更・拡張等が可能な柔軟なRaaSの強みも生かすことで、さらなる生産性向上に共同で取り組んでいく。

EC拡大や売れ残り品の廃棄問題等を背景に、返品業務の高度化・効率化が急務となっている。+Aはフルシマ含む全国40拠点以上のロボットサービス提供先各社との協力関係を強化していくことで、次代のロジスティクスを共に創っていく。

●動画
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