東レインターナショナル㈱は6月11日、繊維スリング等の製品について下記の通り価格改定を実施することを決定したと発表した。

近年、中東地域を中心とした地政学的情勢の不安定化により、原材料価格の高騰に加えて、金具類・梱包資材等の諸資材価格の高騰、さらにはエネルギーコストおよび物流費の上昇が続いている。これに伴い、原材料調達や生産供給において事業環境は一層厳しさを増している。

同社ではこれまで、各種コスト削減や業務効率化等により、価格維持に努めてきたが、今回の大幅なコスト上昇は企業努力のみで吸収できる範囲を超えており、現行価格を維持することが困難な状況となっていると判断。

このため、今後も安定した品質および供給体制を維持していくため、やむを得ず価格改定を実施する判断に至ったとしている。

なお、今後の国際情勢や原材料・エネルギー市況の動向によっては、さらなる改定内容の見直しを検討する可能性もあるとも指摘している。

●概要
実施時期:2026年7月1日受注分より
対象製品:
①「シライスリング」および補強筒(同社規格品 各品種)
・「シグナルスリング」
・「シグナルスリングHG」
・「金具付シグナルスリング」
・ナイロンスリング
・「ケミカルスリング」
・ECOスリング
・「シライマルチスリング」
・「高機能シライマルチスリング」
・「シライマルチスリングLIGHT」
・「シライマルチスリングSL」
・「耐熱用シライマルチスリング」
・「シライマルチスリングWG」
・補強筒、他
②「ベルタイト」(同社規格品 各品種)
改定幅:現行価格より15~20%の値上げ