現場を支えるネットストア「モノタロウ(https://www.monotaro.com/)」を運営する㈱MonotaRO(モノタロウ)は9月30日より、計測器・測定器校正サービスをリニューアルした。従来より広範な測定用品に対応する。
「校正」とは、測定機器が正しく測定できているかを確認する作業であり、実機の値と標準機の値を比較し、差異(ズレ)を把握するもの。計測器・測定器は摩耗や破損、経年変化等により正しい測定値が得られなくなる可能性があるため、製品の品質を保つ上で定期的な校正が不可欠。近年、品質管理の徹底のため、納品先の企業から校正証明書類の提出を求められるケースも増加している。
同社では、以前から校正サービスを提供しているが、今回サービスをリニューアルし、対応ブランド・商品を大幅に拡大する。
リニューアルする計測器・測定器校正サービスでは、測定用品全般を対象とし、校正依頼品を発送してもらう「引取り校正」をメインに対応する(現地校正・出張校正も相談可)。主な校正対象カテゴリは、電気測定、ノギス・ゲージ、トルクレンチ、環境測定など多岐にわたる。顧客は、ECサイト「モノタロウ」の専用フォームから簡単に問い合わせすれば、専門スタッフがしっかりと対応する。
●サービスの特長
①ECサイト「モノタロウ」の専用フォームで簡単に問い合わせが可能
注文前に必要な情報を記入、送信することで、簡単に見積もりが依頼できる。計測器・測定器校正に専門知識のあるスタッフが最適な提案をする。
サービス紹介ページ:https://www.monotaro.com/note/calibration-service/
②複数メーカーの計測器も、1つの窓口でまとめて依頼可能
モノタロウブランド(同社プライベートブランド)を含め、計測器の種類、ブランド、購入先は問わず校正対応可能。現地校正(出張校正)も気軽に相談できる。
※一部対応不可の計測器あり。
③定期校正前に知らせ、期限管理をサポート
校正サービスを利用すると、定期校正期限の1か月前にメールで通知が届く。校正期限の案内により、管理コスト削減につながる。
・対象:ECサイト「モノタロウ(https://www.monotaro.com/)の法人会員
※「モノタロウ ONE SOURCE Lite」、大企業向け購買連携システムを利用する顧客は対象外となる。
●利用の流れ
①問い合わせ
専用フォームに必要情報を入力の上、要送信。
②仮見積もりと説明
問い合わせ内容に基づき、同社より「仮見積書」と「ご依頼品の送付先」をメールで案内する。
③計測器の発送
仮見積もりの内容に了承いただれば、案内した送付先へ校正を希望の計測器を要送付。輸送中の破損を防ぐため、厳重な梱包が必要。
④最終見積もりの確認と注文
依頼品が到着後、現物の状態を専門スタッフが確認し、最終的な「本見積書」と「専用注文コード」をメールで連絡する。
内容を確認の上、専用の注文コードを、ECサイト「モノタロウ」でバスケットに入れ、注文を完了させる必要がある。
⑤校正作業と受け取り
校正作業が完了したら、校正証明書類と共に依頼品を顧客へ返送する。

●利用の際の注意事項
・不合格になった場合の対応方法
校正が不合格となった時点で、同社より不合格となった測定ポイントも含め、メールにて連絡する。その際、そのまま返却されるか、その他(調整・修理等)の対応について要相談。
・修理依頼について
修理のみを目的とした依頼は承っていない。校正の結果、修理や調整が必要と判断された場合、対応について別途要相談。
・校正証明書類について
校正証明書類のサンプルを同サービスページに掲載。事前に要確認。

