㈱メディパルホールディングス(メディパルHD)は6月10日、㈱エムティーアイ・ヘルスケア・ホールディングス(エムティーアイ・ヘルスケアHD)が、同社の親会社である㈱エムティーアイが保有する㈱ファルモの株式の一部を取得したと発表した。

メディパルHDは、医療・ヘルスケア分野におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進を目的に、2016年6月に㈱エムティーアイと資本業務提携を行い、両社の強みを生かした協業を進めてきた。2021年には同社の持分法適用会社であるエムティーアイ・ヘルスケアHDを両社の合弁で設立し、クラウド電子薬歴システムを展開する㈱ソラミチシステム、母子手帳アプリや子育てDX事業を展開する母子モ㈱、オンライン診療システムやオンライン健康相談事業を展開する㈱カラダメディカを傘下におさめ、協業を深化させてきた。

その協業範囲をさらに深化・拡大させるため、今回のファルモ株式一部取得に至ったとしている。

調剤情報ハブシステム「ファルモクラウド」をはじめとする薬局向けのICTソリューションを展開するファルモの株式を取得することにより、同社グループとして保険薬局へのDXソリューションの幅を広げていく。

保険薬局を取り巻く環境は、労働人口減少による人手不足と、それに伴う労働負担の増加が大きな課題となっている。保険薬局におけるDXの推進を通じて、薬剤師の業務効率化や負担軽減、患者サービスの質の向上等をさらに進め、薬局を地域包括ケアの中心的な役割を担う場として発展させることを目指していくとしている。