英国のWayve Technologies Ltd.(Wayve社)と㈱日本経済研究所、㈱東京流通センター(TRC)の3者は5月22日、「平和島自動運転協議会」にWayve社を新会員として迎えると共に、同協議会が同日付で発足し、発足を記念して式典を開催した。

同協議会は、自動運転に関する実証実験をTRC構内で実施すること、および自動運転車両開発企業同士の協調領域でのオープン・イノベーションを通じて、自動運転業界の発展、ひいては日本の物流業界が抱える社会課題の解決を目指して発足した。

左から、JERI小林執行役員、DBJ箕輪常務執行役員、チューリング田中COO、Applied Intuition中島アジア太平洋営業統括、ソニー・ホンダモビリティ岡部取締役専務、Wayve小舩Head of Operations Japan、TRC有森社長

同協議会にはTuring㈱、Applied Intuition(合)、ソニー・ホンダモビリティ㈱、そして今回、Wayveを新たに迎え自動運転開発企業としては合計4社、及び㈱日本政策投資銀行(DBJ)が会員として参画し、日本経済研究所が同協議会の事務局を担い、TRCは施設運営及び施設提供を担う。

同協議会の会員については「自動運転関連の技術・サービス開発などに取り組む、またはサポートすることができる企業」を条件として広く募集している。

●新規参画決定企業のコメント

◎Wayve Technologies Ltd.
このたび、平和島自動運転協議会に参画できたことに加え、有力なパートナー各社との協業によって日本の自動運転モビリティの未来に向け共創していけることを大変嬉しく思います。AI駆動の車両が、交通の安全性をより高めると共に、スマートかつアクセスしやすいものにできると確信しています。本協議会の会員企業の皆様との連携のもと、当社は運転支援・自動運転技術の発展を支援していくことで、日本の物流及びモビリティ分野が直面する課題解決に貢献できるよう尽力していきます。

●問い合わせ先
㈱日本経済研究所 平和島自動運転協議会 事務局
メールアドレス:head_light_field@jeri.co.jp