(一社)日本物流団体連合会(物流連)は3月13日、全日通霞が関ビル(千代田区霞が関)において、令和6年度第2回物流環境対策委員会(委員長:日本貨物鉄道㈱ 取締役兼常務執行役員 経営統括本部長 篠部武嗣氏)を開催した。

同委員会は物流の低炭素・脱炭素化や効率的な輸送システムの構築等、物流分野の環境対策の促進を目的として諸課題の検討や情報提供を行っている。また、優良事業者・優良事例の表彰等を通じて、環境対策の普及促進に取り組んでいる。
第1部は、物流連「第1回モーダルシフト優良事業者大賞表彰」大賞を受賞した㈱コクヨロジテムを講師に招き、「『物流2024年問題』への対策とモーダルシフト推進」と題して講演会を開催し、対面・Web合わせて36名が参加した。同社代表取締役社長の松浦鉄男氏が講師を務め、大賞を受賞した、千葉県→佐賀県の船舶へのモーダルシフトの背景から話を進め、関連する様々の取り組みや今後の展開について説明した。

第2部の委員会では、物流環境対策委員会の令和6年度活動報告と、令和7年度活動計画について審議が行われ、「物流環境大賞」や「モーダルシフト優良事業者大賞表彰」等のさらなる充実を含め、原案通り承認された。
