(一社)日本物流団体連合会(物流連)は2月26日、「第2回 障がい者活躍推進ワーキングチーム(座長:東京女子大学 二村真理子教授)」会合を千代田区の全日通霞が関ビル会議室で開催した。


同ワーキングチームは、物流業界の人材不足等の課題解決へ向けたダイバーシティの一環として、また、企業の社会的責任(CSR)を果たす上でも今後ますます障がい者の活躍の推進が望まれることから、物流業界における障がい者雇用の現状と課題を調査し、障がい者の活躍推進についての対応策等を検討する目的で、2024年9月に物流連の経営効率化委員会のもとに設置されたもので、物流連会員16名がワーキングチーム委員として参加している。
2回目となる今回の会合では、事務局を含めて22名が参加して、1月に物流連全会員を対象として実施した障がい者雇用の現状に関するアンケート調査の集計結果を共有し、そこから見えてきた各種の課題について整理した後、今後3月から4月にかけて実施する予定の発展・先進的取り組みを行っている会員企業への個別ヒアリング内容等について意見交換を行った。
会合では、出席した委員全員でアンケート調査結果についての率直な感想や新たな気付きなどを話し合ったほか、今後の個別ヒアリング調査での質問項目において深掘りしたい内容等について様々な視点から多くの意見が交わされた。
第3回会合は4月~5月に開催を予定しており、そこで個別ヒアリング結果を共有し、改めて委員メンバーで意見交換を行う。今後数回の会合を経て、今年9月に最終報告書の内容をとりまとめる予定。