㈱T2は2月6日、1月24日に「自動運転トラック輸送実現会議~L4 Truck Operation Conference~」の第1回全体会合を国土交通省や学術分野の有識者と共に開催したと発表した。
同会議ではこれまでの参加企業に加えて、三菱ふそうトラック・バス㈱(MFTBC)、㈱大林組、名鉄NX運輸㈱、日本通運㈱(参画順)の4社を新たに迎えて、さらに協議体制を強化していくとしている。

●第1回全体会合実施概要
日時:2025年1月24日(金)15時30分~17時
出席者:
・国土交通省 大臣官房審議官(物流・自動車) 木村大氏
・国土交通省 物流・自動車局 物流政策課長 紺野 博行氏
・国土交通省 大臣官房参事官(企画・電動化・自動運転) 髙本仁氏
・国土交通省 道路局 高度道路交通システム推進室長 竹下正一氏
・敬愛大学特任教授、一橋大学名誉教授 根本敏則氏
・東京大学教授 西成活裕氏
・参画企業各社の代表者
議題
・来賓挨拶(木村審議官)
・物流・自動車局講演:「物流の現状と課題について」(紺野課長)
・道路局講演:「国土交通省道路局の自動運転実現に向けた支援」(竹下室長)
・自動運転トラック輸送実現会議第1~3回ワーキンググループ議論内容報告


●今後の展望
同会議は自動運転トラックによる物流オペレーションの成立と社会実装を目指し、2024年10月に設立された。設立以降、同会議は毎月ワーキンググループとして参画企業と共に議論を重ね、今回の全体会合を開催する運びとなった。今回の全体会合の成果を踏まえ、国土交通省や学術分野の有識者との意見交換を実施しながら、各種施策や研究成果を自動運転トラックによる物流オペレーションに結びつける取り組みを、一層強化していくとしている。
また、今回新たにMFTBC、大林組、名鉄NX運輸、日本通運という4社を新規参加企業に迎えることで、より多様な知見や知識を結集して自動運転トラックのオペレーション実現に向けて尽力する。なお、今回の新規参加により、参加企業は合計14社となった。
●参加企業14社(50音順、2025年2月6日時点)
・㈱大林組
・佐川急便㈱
・セイノーホールディングス㈱
・日本貨物鉄道㈱
・日本通運㈱
・日本郵便㈱
・福山通運㈱
・三井住友海上火災保険㈱
・三井倉庫ロジスティクス㈱
・三菱地所㈱
・三菱ふそうトラック・バス㈱
・名鉄NX運輸㈱
・KDDI㈱
・㈱T2