(一社)日本物流団体連合会(物流連)は10月2日、大学生向けに物流業界の基礎知識を理解し、業界に興味を持ってもらうことを目的に、9月30日にWebにて「物流業界セミナー&座談会」の第1回目を開催したと発表した。

物流連は従来、「物流業の社会的重要性や先進性などに対する理解を深め、業界の魅力を感じてもらうこと」を目的に、主に就職活動を控える大学生向けに、毎年夏に「物流業界研究Webセミナー」、冬には「物流業界合同説明会」を開催していた。今回はそれに加えた新たな取り組み。

同イベントは約2時間のプログラムで、まず物流連事務局長より、物流業界の基礎知識を理解することを目的とした「物流業界の現状と未来、求める人材像」と題した約60分間の「物流業界セミナー」を行い、その後、物流連のメンバー3名が登壇し、物流業界や物流の仕事、就職活動等に関する質問等を受け付けながら、ざっくばらんにお話しする約45分の座談会を行った。

物流業界セミナー

第1回目は、6名の大学3年生が参加し、セミナー後の座談会では「物流業界・会社を選んだ理由」「入社後の必要な資格やスキルについて」「今後の物流業界の展望」等、学生からは多数の質問がなされた。イベント終了後のアンケートでは、「物流は国の経済において必要不可欠であることを学び、さらに物流業界への関心が高まりました」「志望度が高まった」等の声もあった。

今回初めて実施した「物流業界セミナー&座談会」について、物流連は今後もWebで定期的(月1~2回)に開催する予定としている。