アスクル㈱は10月1日より、エージェントの営業活動を支援するための新たなデータ分析支援サービス「ASKUL Data Solution for Agent(ADSA)」(※1)を開始すると発表した。同サービスは、BtoBのビッグデータ(顧客データ、購買データ等)(※2)をアスクルエージェント(※3)向けに開放し、データドリブンな営業活動を支援しながら業務効率化や顧客満足度を向上するものとしている。
●「ASKUL Data Solution for Agent」概要
アスクルは2014年2月、EC時代におけるビッグデータを活用した新たなマーケティング手法の研究とスピーディーな実践の取り組みとして、「LOHACO ECマーケティングラボ」を開始した。「データは社会に還元され、活用されるべきもの」という思想に基づき、LOHACOにおけるECならではの多種多様なビッグデータを参加サプライヤーにオープン化。顧客ニーズを捉えた効果的・効率的なECマーケティングを実践し、参加サプライヤーにおける活用事例や情報をオープン化・共有知化することにより、業種や企業の垣根を越えて顧客価値を最大化するための共創プラットフォームを構築してきた。今年4月には、BtoBのビッグデータもラボ参加サプライヤーに開放し、新生「ASKUL EC マーケティングラボ」(※4)として活動している。
同サービスは、同社BtoBのビッグデータをエージェントへ開放し、営業活動に役立つ統計情報や顧客情報を提供するもので、営業活動を“データ駆動型”に変革し、同時に業務効率化も進める仕組みとしている。
※1:「DATA SOLUTION」はLINEヤフー㈱の登録商標
https://www.askul.co.jp/before_login/syohyo/
※2:オープン化するデータには、氏名、生年月日等の個人情報は含まれない
※3:BtoB事業で顧客ごとに設定される「担当販売店」のこと。顧客開拓・維持、債権回収等の役割を担い、日本各地の1,100社以上のアスクルエージェントと共創し、アスクルと一体となってBtoB事業を推進している(2024年5月期末現在)
※4:詳細は2024年4月発表のプレスリリース参照
https://pdf.irpocket.com/C0032/Wgeh/y4hK/Lal4.pdf