三井不動産㈱は3月21日、女性活躍推進に関する各種取り組みが評価され、女性活躍推進に優れた企業として経済産業省と東京証券取引所が共同で選定する「なでしこ銘柄」に3年連続で選定されたと発表した。

「なでしこ銘柄」は昨年度大幅にリニューアルされ、企業の女性活躍の取り組みの多寡を評価するだけではなく、経営戦略と結びついた女性活躍推進体制・施策となっているかを重視して評価されるようになったほか、今年度から「共働き・共育て支援(男女問わない両立支援)」に関する項目が評価対象として拡充されている。

今回、同社の価値創造の根幹である“街づくり”に多様な価値観を取り込むための戦略と結びついた体制・各種取り組みや、「キャリア形成支援」と「共働き・共育て支援」を両輪で進める各種施策が評価され、選定されたとしている。

ダイバーシティの一層の推進および女性の活躍推進は、同社のグループ長期経営方針「VISION 2025」に掲げている取り組みを支えるインフラであり、同社の変わらぬ基本ストラテジーである「顧客志向の経営」を推進し、多様な顧客に満足されるような商品やサービスを提供するための経営戦略として位置付けているほか、「ダイバーシティ&インクルージョン推進取り組み方針」においても、女性活躍推進をD&Iの重要なテーマと位置づけ、KPIおよび定性的な活動計画を定めた上で、様々な施策を推進している。