センコーグループホールディングス㈱は12月13日、センコー㈱が国土交通省から「令和5年交通関係環境保全優良事業者等大臣表彰」を受け、同省で表彰式が行われた。

センコーグループは、2020年に東京納品代行㈱、2022年に㈱ランテックが同賞を受賞しており、今回で3社目となる。

表彰式(左から斉藤鉄夫国土交通大臣、センコー㈱ 常務執行役員 マテリアル物流営業本部長の河野誠司氏)

センコーは2022年3月に開設した泉南PDセンター(大阪府泉南市)で太陽光自家消費PPAモデル(※1)により、屋上全面に設置した太陽光パネルで発電した電力を物流施設で自家消費し、同時に余剰電力をセンコーグループ間で融通する自己託送(※2)を行った。

泉南PDセンター

また、ダブル連結トラックやEVトラックの導入を推進させたことにより、CO2排出量とドライバー拘束時間の両方を削減する等、環境保全に関する活動に積極的に取り組んだことが今回の受賞へつながったとしている。

ダブル連結トラック(左写真)、EVトラック(右写真)

※1:太陽光自家消費PPAモデル:施設所有者が無償提供する屋根なDのスペースに、発電設備の所有・管理を行う会社(PPA事業者)が設置した設備で発電した電力を施設所有者へ有償提供すること。

※2:自己託送:企業が太陽光発電設備を導入・発電した電力を、送配電ネットワークを利用して自社他拠点へ送り、使用すること。