㈱ハマキョウレックスは7月27日、サカイグループの㈱サカイ産業運輸、㈱サカイアゼットロジ、㈱サカイファルコン、㈱アイアール、㈱アイアール北斗および㈱サカイ産業静岡の各社発行済株式100%を取得し、子会社化したと発表した。

ハマキョウレックスグループは、アパレル・食品・医薬品・医療機器等を中心に、物流センター事業(3PL事業)、貨物自動車運送業を主に展開している。2021年5月11日には、新中期経営計画(新3か年計画)を発表し、その中でも、①3PL事業を軸とする事業展開、②3PL事業とグループ会社の融合、③新規顧客獲得に向けた取り組み、を掲げ、物流センター事業(3PL 事業)を中心に、物流業務の発展および拡大を進めている。一方、サカイグループはこれまで関東を中心に拠点を置き、3PL業務および一般貨物自動車運送事業を中心に事業を展開してきた。

今回の株式取得により、ハマキョウレックスグループはサカイグループが長年蓄積してきた物流ノウハウを獲得でき、シナジーも創出できると見ている。今後は両社がこれまで培ってきたノウハウを組み合わせることにより、付加価値の高い物流サービスを顧客に提供していくとしている。