SBSホールディングス㈱は1月4日、SBSグループの鎌田正彦代表によるグループ全従業員に向けた年頭所感の要約を以下の通り発表した。

SBSグループ・鎌田正彦代表

●SBSグループ鎌田正彦代表の年頭所感(要約)
昨年は西新宿にグループ本社を集約して情報一元化やスピード感が早まりました。業績面では売上高、営業利益とも最高値を更新する見込みであり、従業員の皆さんの頑張りに心から感謝します。

これまで、様々な会社がグループ入りしてきましたが、絶えず攻めて売上を増やし続ける会社は販管費率が下がる傾向にあります。販管費が下がることでお客様に低コストでサービスを提供できるようになり、それが利益に繋がり、さらに投資に繋がり、そして社員の幸せに繋がってすべて解決です。

グループあげての営業施策として「EC1000プロジェクト」を発足させました。これはECの将来の発展を鑑み、2030年までに1,000億円のEC物流を取り込むというものです。昨年12月に開設した越谷のLTラボで様々なロボットを試しながら、システム、撮影、採寸、運用等、最先端技術でEC物流に必要なメニューを完成させます。2024年に竣工する野田瀬戸物流センターを手始めに、ロボットが縦横無尽に動き回るEC物流センターを稼働させて、見学に来られるお客様に感動していただこうと思います。俳優の長谷川博己さんを起用した「EC物流お任せくん」のCMも完成し、テレビ、タクシー広告、YouTube等で拡散させてお客様からの問い合わせが増えることを期待しています。

2023年は円安、原油高、光熱費高騰、海外のインフレ傾向と、当社にとって厳しい年になりそうです。また、投資家の皆様からはESG経営の一層の強化を求められています。どのような時代が来ようと、私達は社会に適応し、変化に対応し、進化し続けなければなりません。売上高5,000億円までもうひと頑張りです。今年はうさぎ年に因み「跳(飛び跳ねる)」がキーワードです。物流企業のトップティアを目指して思う存分飛び跳ね、“For Your Dreams”のもと、夢に向かって邁進しましょう。