㈱ダイフクは1月5日、下代博代表取締役社長による2023年の年頭挨拶(社内向け要旨)を以下の通り発表した。

●2023年の下代社長の年頭挨拶(社内向け要旨)
2023年の年頭にあたり、ご挨拶申し上げます。

2022年は、社会情勢に大きな変化があった1年でした。ダイフクグループにおいては、素材や部品の価格高騰といった影響を受けました。また、素材や部品の入手が困難になったことから、お客様にご迷惑をおかけしないよう、在庫を積み増すことで対応を図りました。

一方で、業績に関しては、eコマースや半導体業界での旺盛な設備投資に加え、皆さんの日々の努力が実を結び、私自身も手応えを感じた1年になりました。皆さんには心より感謝しています。

今年は、世界的に景気後退の懸念が取り沙汰されています。しかし、そのような状況下でもマテリアルハンドリングシステムは、人手不足や生産性向上等の課題解決につながる重要なインフラであり、お客様や社会から、世界ナンバーワン企業であるダイフクグループへの期待はますます高まっています。その期待に応えるために、引き続き「提供価値の変革」を進めていきましょう。加えて、皆さん1人ひとりが、失敗を恐れずに、新しいことに挑戦して下さい。

その上で、製品やサービスでお客様に貢献するだけでなく、事業を通じたSDGsの達成と持続可能な社会の実現を、ダイフクグループが目指していることを忘れてはなりません。すでに世界各地で地球温暖化による異常気象が相次いで起きていることは、皆さんもご承知の通りです。まずはグループを挙げて、脱炭素の取り組みを加速させ、可能な限り再生可能エネルギーの活用を進めていきます。

今年も忙しい1年になると思いますが、皆さんと、皆さんを支えるご家族の健康と安全を最優先にして下さい。これからもダイフクグループ一体となって頑張っていきましょう。