センコーグループホールディングス㈱(センコーGHD)は1月1日、福田泰久代表取締役社長のグループ全従業員への年頭所感要旨を以下の通り発表した。

●センコーGHDの福田代表取締役社長の年頭所感(要旨)
昨年4月から新しい中期経営5か年計画をスタートさせました。2026年度に売上高1兆円、営業利益450億円といった収支目標などに加え、今回はCO2排出削減量や女性管理職比率等の非財務指標の目標数値も対外公表しました。

世界規模で持続可能な社会の実現が求められている今、お客様も自社を含めたサプライチェーン全体でSDGsの実現を目指されていますし、学生もかなり高い意識を持っています。それだけに、今後この分野の取り組みをしっかりと進めなければ、事業の維持・拡大や人材の採用にも支障をきたしかねません。

そして、グループ経営にとって最も大事な資産は言うまでもなく人材です。そのため中計においても、従業員が自分らしく、ワクワク働ける職場を実現し、働き甲斐と個人の成長の実現を図る方針を掲げました。

この方針の実現のためには、コミュニケーションが大切だと考えています。例えば、同僚や関係先との積極的なミーティングの中で、自身の考えを整理し、知見を広げることで成長が図れるでしょう。また、様々な文化・スポーツ活動への参加や部活動の応援等を通じて、コミュニケーションをさらに深めて欲しいと思います。

さらに中計目標達成に向けて意識して欲しいことは、環境の変化にどのように対応するか、自身が常に考えて行動するということです。

日本国内は少子化等による市場の縮小で、物流や商流の長期的な減少は避けられませんが、世界規模では人口は右肩上がりで増え、国内でもインバウンドやECの拡大、健康への関心の高まり等、ビジネスチャンスの芽はたくさん溢れています。

日々最前線で業務にあたる皆さんも、そのような目を持てば、必ず自らの業務に関して変化の芽に気づくはずです。それをどのようにつかみ、取り入れて、行動に移すか、ここに仕事の面白さがあると思います。

今年1年、ワクワクできるような変化と取り組みの機会を自ら見つけ、実現に向けたチャレンジをお願いします。