国土交通省は5月20日、「国土交通月例経済（令和4年5月号）」を発表した。このうち同年2～3月の貨物輸送は以下の通り。
●トラック
2月の特別積合せトラック（大手24社）の輸送量が505万トン（前年同月比2.4％増加）、宅配貨物取扱事業者（大手14社）による宅配便貨物取扱個数は3億5,500万個（前年同月比2.8％増加）、全国の一般貨物トラック事業者（約1,000社）による一般トラック輸送量は前年同月比1.2％減少となった。
●鉄道
2月の輸送量が318万トン（前年同月比5.6％減少）となった。そのうち、車扱は165万トン、コンテナは153万トンとなった。
●海運
2月の内航海運の輸送量が、貨物船1,551万トン（前年同月比1.7％増加）、油送船889万トン（前年同月比4.9％増加）となった。2月の外航海運（外貿コンテナ）の輸送量は、輸出68万TEU（前年同月比1.8％増加）、輸入66万TEU（前年同月比5.6％減少）となった。3月の国際海上貨物（価額ベース）は、輸出5.8兆円（前年同月比11.5％増加）、輸入6.3兆円（前年同月比34.3％増加）となった。
●航空
2月の航空の輸送量が、国内線3万5,000トン（前年同月比15.1％増加）、国際線12万8,000トン（前年同月比4.9％減少）となった。3月の国際航空貨物（価額ベース）は、輸出2.7兆円（前年同月比22.1％増加）、輸入2.6兆円（前年同月比24.3％増加）となった。
●倉庫
2月の普通倉庫の入庫高が212万トン（前年同月比3.7％減少）、保管残高は523万トン（前年同月比0.7％増加）、回転率40.2％となった。
