㈱MonotaRO(モノタロウ)は3月15日、「子育てサポート企業」として、厚生労働大臣より「くるみん」2023年の認定を受けたと発表した。

「くるみんマーク」

●くるみん
次世代育成支援対策推進法に基づき、一般事業主行動計画を策定した企業のうち、計画に定めた目標を達成し、一定の基準を満たした企業は、申請を行うことによって「子育てサポート企業」として、厚生労働大臣の認定(くるみん認定)を受けることができる。同認定を受けた企業の証が「くるみんマーク」。

●厚生労働省「くるみんマーク・プラチナくるみんマーク・トライくるみんマークについて」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kodomo/shokuba_kosodate/kurumin/index.html

●モノタロウが取り組む女性活躍推進・子育てサポートについて
モノタロウは行動規範に「他者への敬意」を掲げ、互いを認め合い・尊重することを重視している。その行動規範は社内に浸透し社風として定着しており、多様性を受け入れる素地となることで職場に信頼と活力を生み出している。

同社は男女ともに全従業員が活躍できる環境および仕事と家庭の両立ができる雇用環境の整備を推進している。

不妊治療や中長期にわたり治療が必要な持病、育児、介護の際に利用できる「積立有給休暇」や、小学校就学前の子供を養育する従業員向けに、病気や怪我をした子供の看護のために利用できる「看護休暇制度」、子供の学校行事への参加や役所への立ち寄り・通院等、様々な事情に応じて取得できる「時間単位有休」など各種制度を設けている。

●制度や取り組みの一例
・時差出勤制度
・育児休業制度
・出産祝金
・産休・育休 ガイドブック
・配偶者出産休暇制度
・時間単位有休制度
・看護休暇制度の利用
・不妊治療と仕事の両立支援セミナーの開催

●2023年に実施した取り組み
・フレックスタイム制度
従来の育児・介護に加え、「不妊治療や病気・けがによる治療」にも対象を拡大した。

・短時間勤務制度
従来の育児に加え、「介護、不妊治療や病気・けがによる治療」にも対象を拡大した。

・ファミリーサポート休職
仕事と家庭の両立支援を目的として、「育児、介護、不妊治療」を対象に新設した。

・積立有給休暇
「育児や介護、不妊治療、病気・けがによる治療」を対象に新設した。
※各制度、利用に際しては各種条件、上限あり

・その他
子育て中とこれから出産・育児を考えている有志の従業員で実施している「子育て座談会」や、社内SNSツールでは「子育て雑談チャンネル」が有志によって開設され、男女を問わず「仕事と子育ての両立」への不安や困った時の対応法等、互いのナレッジ共有を促進する取り組みも推進している。