ラピュタロボティクス㈱は4月2日、同社の米国本社が、米国大手産業用切断製品メーカーのHypertherm Associates(Hypertherm社)へ人と協働型のピッキングアシストロボット「ラピュタPA-AMR(Autonomous Mobile Robot)」を納入したと発表した。

Hypertherm社で稼働する「ラピュタPA-AMR」

ラピュタロボティクスは、2023年1月より米国エリアへの拡販を注力するため、シカゴオフィスを開設(※1)。本件は米国における最初の導入事例となる。

※1:関連プレスリリース:ラピュタロボティクス、世界展開の第一歩として米国シカゴにオフィスを新設
https://www.rapyuta-robotics.com/ja/2023/01/26/us-office/

Hypertherm社は、世界中の顧客向けに産業用切断製品とシステムの製造を行うマルチテクノロジー企業。サステナブル経営の一環として、企業の持続可能な成長や従業員の能力を高めるため、倉庫管理を自動化する方法を模索していた。ラピュタロボティクスとの提携は米国の製造・倉庫業界における最先端自動化技術の導入における重要なマイルストーンであり、競合他社に先んじるものとしている。

●Hypertherm 社について
米国に本社を置く、工業用切断製品とソフトウェアの製造メーカー。 Hypertherm社のプラズマとOMAXのウォータージェットシステムを含むその製品は、船舶、航空機、鉄道車両の製造、鉄骨建造物の建設、重機の組立、風力タービンの建築等を行う世界中の企業により使用されている。切断システムに加え、同社の作成するCNCとソフトウェアは顧客から高い信頼を寄せられており、何十万ものビジネスの生産性と収益性の向上に貢献してきたとしている。1968年に設立されたHypertherm社は、100%の株式を社員が保有し、世界各国の操業拠点や提携業務を含めて約2,000人の社員が働いている。
https://www.hyperthermassociates.com/en-US/