三井不動産㈱は2月8日、国際的な環境調査・情報開示を行う非営利団体であるCDPより、2021年から3年連続で気候変動部門において最高評価にあたる「CDP2023気候変動Aリスト」企業と認定されたと発表した。
同社は2021年に策定した「脱炭素社会の実現に向けたグループ行動計画」に基づいて脱炭素の取り組みを進めており、今回、再生可能エネルギー事業の推進やサプライヤーとの協働等が評価され、世界の上位2%にあたるAリスト企業に選定されたものとみている。
●CDPについて
2000年に英国で設立された、企業や自治体を対象とした世界的な環境情報開示システムを運営する国際環境非営利団体。毎年実施される環境情報開示とその評価プロセスは、企業の環境情報開示におけるグローバルスタンダードとして広く認知されている。2023年度は過去最多の企業が回答。回答企業には、開示の包括性、環境リスクの認識と管理、野心的な目標の設定、環境分野における先駆的な取り組み等を基準としてAからD-のスコアが付与される。