カトーレック㈱は11月30日、タイ ラヨン県において新物流センターが竣工した。

KAT-GL(ラヨン)新物流センター

同社は海外ロジスティクス事業拡大のため、2011年2月に「KATOLEC GLOBAL LOGISTICS (THAILAND) CO.,LTD.」を設立し、アマタシティ・チョンブリ工業団地で物流センターを運営してきた。今回、ロジスティクス事業の一層の拡大を図るため、アマタシティ・ラヨン工業団地で新物流センターを竣工する運びとなった。

新センターはタイの法規に準拠した危険品保管エリアや、定温・低温保管エリアを併設した多機能倉庫となっている。入出庫・保管・流通加工・輸配送等、一貫したサービスを提供するセンターとして、顧客をサポートしていく予定。

同社の海外ロジスティクス事業では、タイ、香港、ベトナム、日本とそのネットワークによる物流サービスの充実を図り、顧客の事業戦略をサポートする。

●施設概要
施設名称:KAT-GL(ラヨン)新物流センター
所在地:タイ王国ラヨン県アマタシティ・ラヨン工業団地
    Amata City Rayong Industrial Estate Mabyangporn, Pluakdaeng, Rayong 21140 Thailand
構造:RC鉄骨造
敷地面積:3万2,000㎡
延床面積:1万7,204㎡ (事務所:798㎡ 倉庫・普通:1万3,814㎡ 危険品保管エリア:432㎡ 低温保管エリア:216㎡ 定温保管エリア:1,944㎡)
用途:普通倉庫/危険倉庫
   3温度帯(低温・定温・常温)※低温は±0度~+10度以下
設備仕様:可動式ラック、ドックレベラー8基