米国Research Nester Inc.の日本事務所Research Nester.jpは10月30日、「世界のスマート倉庫技術市場に関する調査レポート 予測2024―2036年」を発刊した。

同調査によると、スマート倉庫技術の世界市場は2023年に約200億米ドルと評価され、予測期間を通じて約15%のCAGRで成長し、2036年までに約1,220億米ドルに達すると予測している。同社のアナリストは、サプライヤーから顧客への商品の受け取りに関わるほぼすべての活動が、現在、相当数のスマート倉庫によって自動化されていると分析。したがって、自動化を導入する世界中の倉庫の数が増加することにより、今後数年間の売上成長の可能性が大幅に高まり、2025年までに5万超の倉庫に400万台の商用倉庫ロボットが設置される見通しとしている。

しかし、新型コロナウイルス感染症プロジェクトの結果、物流会社は貨物輸送の遅延に直面しており、サプライチェーンに深刻な影響を及ぼしている。このロックダウンにより、各国政府により生産、小売、飲食、輸送、物流が停止されている点も指摘している。

●スマート倉庫技術市場調査、規模、傾向のハイライト(予測2024-2036年)
https://www.researchnester.jp/reports/smart-warehouse-technology-market/5313