㈱阪急阪神エクスプレスは7月14日、同社フィリピン現地法人のHANKYU HANSHIN LOGISTICS PHILIPPINES INC.が首都マニラ近郊ラグナ州の工業団地「ラグナテクノパーク」内にあるラグナ本社倉庫に隣接する「ラグナ第二倉庫」を開設し、7月16日より営業を開始すると発表した。

同工業団地はPEZA(Philippine Economic Zone Authority、フィリピン経済特区庁)認可の経済特区で、ニノイ・アキノ国際空港、マニラ中心部からいずれもクルマで1時間以内の距離で、多くの日系企業が進出している。

コロナ禍での国際物流の混乱は、在庫の積み増しや、部品不足に伴う仕掛り在庫の増加を招き、税制面で優遇措置を享受できる経済特区での倉庫需要が急激に高まっている。かかる状況の下、今回第二倉庫を新たに開設し、旺盛な倉庫需要に応えるほか、危険品倉庫としても機能する本社倉庫との両輪で、ロジスティクス事業のさらなる拡大を図る。

「ラグナ第二倉庫」外観
「ラグナ第二倉庫」内観

●「ラグナ第二倉庫」概要
名称:HANKYU HANSHIN LOGISTICS PHILIPPINES INC. Laguna 2nd Warehouse
住所:Building 1B Units 11,12,15,16, 105 Industry Road, Phase 1, Laguna Technopark, Sta. Rosa, Laguna, Philippines
延床面積:6,468㎡(倉庫:5,760㎡、事務所:708㎡)
業務内容:在庫管理(非居住者在庫管理含む)、検品、流通加工、梱包、JIT配送、航空・海上輸出入貨物取扱
業務開始日:2022年7月16日(土)

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