鴻池運輸㈱は12月18日、冷凍・冷蔵食品の保管・配送拠点の関東定温流通センター（埼玉県北葛飾郡）および厚木定温流通センター（神奈川県愛甲郡）で、今回輸入貨物の取り扱いが可能な「保税蔵置場」(※1)の許可を取得した。
昨今旺盛な冷凍・冷蔵食品の輸入貨物取扱需要に応えることで鴻池運輸の定温物流サービス(※2)を強化していく。2024年春には、鴻池運輸の越谷定温流通センター（埼玉県越谷市）においても保税蔵置場許可を取得予定としている。
※1：外国貨物の積み降ろし・運搬・保管等ができる倉庫
※2：鴻池運輸 Web サイト「定温物流サービス紹介」
https://www.konoike.net/solution/servicelineup/coldlogistics/
今回の保税蔵置場許可取得は首都圏湾岸部の冷凍・冷蔵倉庫不足を背景に、特に冷凍・冷蔵食品の輸入品を扱う顧客の内陸保管の需要拡大に対応するもの。鴻池運輸の関東エリアの冷凍・冷蔵倉庫では初の保税蔵置場(※3)となる。
関東定温流通センターは東京税関より2023年11月1日～2029年10月31日の期間で、厚木定温流通センターは横浜税関より2023年12月1日～2029年11月30日の期間で取得した。
※3：鴻池運輸の冷凍・冷蔵倉庫では、今回取得した関東定温流通センター、厚木定温流通センターの他、「大阪北港定温流通センター」、「名古屋定温流通センター」が保税蔵置場許可を取得している。
●保税蔵置場について
