SGホールディングスグループでロジスティクス事業を展開する佐川グローバルロジスティクス㈱(SGL)は10月1日、同社100拠点目として新たに愛知県一宮市を拠点とする「尾張一宮営業所」を開設した。
SGLは中部エリアに18拠点を有しており、今回、愛知県内では10拠点目の倉庫となる。2024年からトラックドライバーの時間外労働時間の制限もあり、長距離輸送が難しくなる中、中部エリアは輸送の中継地点としてのニーズが高まっているほか、近隣にあるSGLの同社一宮SRC(※)では大型のソータ（自動仕分け機）を導入していることから、連携することで商品の選別、仕分けの時間が短縮され、作業の効率化につながるとしている。施設全体のうち、SGLは3・4階を借り入れ、3階は30台以上の接車バースを備えている。また、太陽光パネルの設置、緑化の推進等の環境配慮施設となる。
※SRC（佐川流通センター）：佐川急便の営業所と同社の物流センターが一体となった複合施設。
●拠点概要
名称：尾張一宮営業所
所在地：愛知県一宮市萩原町東宮重字江北17-1
面積（SGL借り入れ部分）：倉庫・バース6,528坪、事務所350坪
アクセス：東海北陸自動車道・一宮稲沢北ICから約0.5km、一宮西ICから約3.8km
