日本GLP㈱は9月26日、埼玉県所沢市で延床面積約2万7,900㎡の先進的物流施設「GLP所沢」を着工し、同日起工式を執り行ったと発表した。
「GLP所沢」は大手3PL企業の㈱関通が着工前に賃貸借予約契約を締結し、専用施設として稼働する。「GLP所沢」は2024年11月に竣工の予定。
「GLP所沢」は、日本GLPとして3件目となる、市街化調整区域での開発を実現する「流通業務の総合化及び効率化の促進に関する法律(物流総合効率化法)」の認可を取得している。「GLP所沢」の開発にあたり、同社はこれまでの経験や実績を活かし、「物流2024年問題」への対策や環境対策等、物流業務の効率化や環境負荷低減を目指す提案を行い、業界や社会における課題解決をサポートしている。
「GLP所沢」は、関越自動車道の至近に開発する物件で、当該エリアでは希少な先進的物流施設。また、地盤が強固な台地に位置し、水害等の発生の可能性が低く、BCP面でも優れた立地にある。加えて、埼玉県南部から東京都北西部に広がる大規模な労働人口を持つ地域からのアクセスも良く、安定的な雇用確保も期待できることからも、物流拠点としての高いポテンシャルを有している。
「GLP所沢」は地上4階建ての片面バース構造のBTS型物流施設。入居企業である関通のニーズに応え、施設内には厨房付きのカフェテリアやシャワー室が、庫内には大型シーリングファンが設置される等、従業員にとって働きやすい環境を整備している。
●施設概要
施設名:「GLP所沢」
所在地:埼玉県所沢市南永井513
敷地面積:約1万5,100㎡
延床面積:約2万7,900㎡
構造:地上4階建て、耐震RCS造
着工:2023年9月
竣工:2024年11月末(予定)
認証取得:CASBEE(新築)認証(予定)、ZEB-Ready認証(予定)