グッドマングループは8月9日、茨城県常総市で先進的物流施設「グッドマン常総」が竣工を迎え、物流大手のセンコー㈱と大型賃貸契約を締結したと発表した。

総賃貸面積17万4,000㎡、5階建てのグッドマン常総は同社が国内で開発する最新かつ最大の物流施設。

「グッドマン常総」の外観と内部

●グッドマンジャパン CEOのアンガス・ブルックス氏のコメント
「グッドマン常総は、カスタマーに最高水準の物流ソリューションを提供するという弊社の強い思いを象徴する施設です。常に変化するビジネスニーズに柔軟に対応し、高品質かつサステナブルな物流スペースを開発することがグッドマンの使命であり、この施設は卓越性を追求し続けるグッドマンの姿勢を体現しています。
 弊社にとって重要なカスタマーであるセンコー社との今回の契約締結は、革新的かつ効率的な物流ソリューションを提供するという共通のビジョンを反映しています。ワールドクラスの物流施設であるグッドマン常総をはじめ、弊社のポートフォリオとサービスにより、センコー社のビジネスの成長と成功に貢献したいと強く願っています」

●センコー㈱ 専務執行役員の伊藤知彦氏のコメント
「グッドマン常総はワンフロアが広く、お客様の様々な物流ニーズに対応できる効率の良い作業が可能です。今後、弊社の中期経営計画の中で関東圏東部エリアへの拡大に向けた第1弾と位置付けており、さらに、常陸那珂港へのアクセスにも最適で、海外との物流提携に生かして行ける立地として高く評価させて頂いてます。
 また、弊社は印西市にあるグッドマンの物流施設においても大規模なスペースを賃貸していますが、従業員の働きやすさを求めた様々な設備を完備されており、従業員満足度も高評価です。今回のグッドマン常総においては、さらなる施設や周囲の環境を整備した、地域一体型の快適な空間を創造して頂き大変有難く思っております。今後もグッドマンとのコラボレーションが継続できるよう楽しみにしています」

グッドマン常総がセンコー社に選ばれたのは、同社の柏支店に至近であり、圏央道にも隣接していることから、首都圏の数千万人の消費者層へのアクセス性の高さも重要な要因。交通の利便性や戦略的な立地によりサプライチェーンの最適化や物流の効率化にも寄与する。

グッドマン常総は、当該地区のランドマークとなる大型施設。さらにグッドマン常総2も現在開発中で、地域一体型の新たなビジネスパークが同地域に誕生する。近隣には新たに誕生した道の駅をはじめ、TSUTAYA BOOKSTORE、カフェ、店舗、スパ施設、都市公園等が賑わいを創出し、施設で働く人々にも利便性の高い快適な就業環境を提供する。

グッドマン常総には先進的なサステナビリティ仕様が導入されており、優れたエネルギー性能が認められ、BELS評価「ZEB」国内最高評価を取得しているほか、環境に配慮した認証CASBEE Sランクも取得した。

太陽光発電による4.25MWの電力を施設内で利用し、さらに蓄電池を搭載することにより、再生可能エネルギーを活用しながら、入居企業のカーボンフットプリントも削減するほか、電気自動車(EV)の充電ステーションも完備し、環境に優しい交通手段への対応を進めている。

●「グッドマン常総」詳細
https://jp.goodman.com/property-lease-site/goodman-joso