グッドマングループは7月26日、最新物流施設「グッドマン常総」において、アパレル企業の㈱アダストリアと大規模な賃貸借予約契約を締結したと発表した。

「グッドマン常総」

同社によると、「グッドマン常総」は同社グループが日本で開発する最大規模の物流施設としている。総賃貸面積17万4,000㎡の5階建施設で、物流インフラの新たなベンチマークとなるとしている。

首都圏中央連絡自動車道の常総ICに隣接し、都心から車で60分圏内の好立地で、首都圏の数千万人の消費者層にアクセスが可能。さらに「グッドマン常総2」も現在開発中で、グッドマングループの新たなビジネスパークが同地域に誕生するとしている。

物流施設への入居カスタマーの事業拡張に伴い、同パーク内での増床ニーズにも柔軟に対応できるとしている。

●特徴
(1)コミュニティとの一体化
グッドマンが千葉県印西市でマスタープランニングと開発を進める基幹プロジェクト「グッドマンビジネスパーク」と同様、グッドマン常総も地域一体型の統合開発プロジェクト。近隣には新たに誕生した道の駅をはじめ、TSUTAYA BOOKSTORE、カフェ、店舗、スパ施設、都市公園等が賑わいを創出し、施設で働く人々にも利便性の高い快適な就業環境を提供する。

(2)サステナビリティ認証
「グッドマン常総」には先進的なサステナビリティ仕様が導入されている。例えば、太陽光発電による4.25MWの電力を施設内で利用し、さらに蓄電池を搭載することにより、再生可能エネルギーを活用しながら、入居企業のカーボンフットプリントも削減する。さらに、電気自動車(EV)の充電ステーションも完備し、環境に優しい交通手段への対応を進めている。

また、同施設は優れたエネルギー性能が認められ、BELS評価「ZEB」国内最高評価を取得しているほか、環境に配慮した認証CASBEE Sランクも取得した。

●グッドマン常総(詳細)
https://jp.goodman.com/property-lease-site/goodman-joso