日本GLP㈱は1月30日、千葉県千葉市で延床面積約2万4,000㎡の先進的物流施設「GLP千葉北」を着工し、起工式を執り行った。

今回着工する「GLP千葉北」は、澁澤倉庫㈱の専用施設として1棟全体を利用し、2024年2月に竣工を予定している。

「GLP千葉北」外観完成イメージ

「GLP千葉北」は、市街化調整区域での建設を可能にする「流通業務の総合化及び効率化の促進に関する法律(物流総合効率化法)」の認定を受け、実際の運用を優先した車両動線を採用し、CO2排出に配慮する物流施設を目指すとしている。

●同施設の特長
・飲料に特化した物流施設としてのオペレーションの効率性を向上させる、低床バース、大型のフォークリフト作業に最適な柱スパンを採用。
・床荷重を1、3階は2.0t/㎡とし、飲料の保管に適した設計。
・2パレットの積載に対応した垂直搬送機を導入。
・最適な床荷重やシャッターの高さを設定するほか、2階の一部に無人搬送フォークリフトの運用が可能な仕様を採用。
・保管効率を向上させるため 3 階の一部はマジックラックRを設置が可能な仕様を採用。

●同施設のサステナビリティについて
・環境への配慮として、自家消費型の太陽光発電設備を設置。入居企業の脱炭素化に向けたサステナビリティ推進への取り組みをサポート。

●施設概要
施設名:「GLP千葉北」
所在地:千葉県千葉市花見川区三角町762
敷地面積:約1万4,000㎡
延床面積:約2万4,000㎡
構造:地上3階建て、鉄骨造
着工:2023年2月
竣工:2024年2月(予定)
認証取得:CASBEE 認証(予定)、ZEB認証(予定)