安田倉庫㈱は5月24日、埼玉県加須市で倉庫の建設に着手したと発表した。

完成イメージ

●建設の目的
同社グループは、2030年のあるべき姿としての「長期ビジョン2030」と、長期ビジョンを実現するための計画として中期経営計画「変わらず、変える。YASDA Next Challenge 2024」を策定し、さらなる成長に向けた事業体制の構築を目指している。

その一環として、物流事業の基本戦略である「付加価値の高いサービスの提供に向けたソリューションの強化とネットワークの拡充」を図るべく、今回の倉庫新設に着手した、としている。

建設予定地は東北自動車道・加須ICに至近であり、今回の倉庫建設により、首都圏全域から東北地域へとアクセスできる拠点として配送機能のさらなる強化や、医薬品の保管管理に対応した設備導入による医薬品物流サービスの拡大を目指す。

●施設概要(予定)
所在:埼玉県加須市北大桑
敷地面積:約2万1,400㎡(約6,400坪)
延床面積:約4万1,700㎡(約1万2,600坪)
主要構造:鉄骨造(免震構造)
階数:倉庫4階建

●今後のスケジュール予定
・2022年6月:着工
・2024年3月:竣工